日本スロバキア国交樹立20周年記念 蝶々夫人 バレエコレクションズ

公演は終了しました。

2003年、スロバキア国交樹立10周年を記念して スロバキア国民劇場バレエ団との

コラボレーションより上演されたバレエ「蝶々夫人」。

 

初演から10年を経て新たなメンバーで再演!!

主演蝶々夫人(蝶々さん)には17歳の若手バレリーナ染原令奈を抜擢、蝶々夫人の15歳から

18歳までの人生を踊り、演じます。

若さの過ちが不意に人を傷つけることを知る、アメリカ海軍士官ピンカートンを

スロバキア国立コンセルバトワール(国立音楽舞踊院)のホープ、マリアン・クハー。

ストーリーテラー、ゴロー役にはNAMUEエージェント所属の茂木恵一郎。

神仏も捨てて天涯孤独となる蝶々さんの悲劇を際立たせるボウズ役には演劇創作館椿楼

団長高橋克昌。

 

日本の美を忠実に表現するために、石川リノほかによる九州若手民謡グループ、日舞は

芳柳寿々美蒼会、詩吟は後藤日菜子ほかによる亀井神道流西日本吟詠会岩戸佳陽会と

バレエのコラボレーションもあり、初めから終わりまで見どころ満載のプログラムです

<蝶々夫人の物語>

 

――第一幕――

 

 舞台は1900年頃の長崎県大村。米軍中尉B.F.ピンカートンは結婚仲介人ゴローから

「蝶々さん」を紹介され、蝶々さんの為にゴローの手配で使用人(スズキ、朝霧)付きの港が見える丘の上の家を用意し、結婚式を挙げる。

 

 しかしその結婚とはいつでも自由に結婚の契約を解除できるという条件付きの結婚で、ピンカートンは本当の花嫁はアメリカ人女性と決めている。そんなピンカートンに在長崎アメリカ領事シャープレスは、蝶々さんは真剣だといさめる。

 

 これもゴローによる手配で整えられた結婚の宴の最中に叔父のボウズ(僧侶)が乗り込み、ピンカートンと結婚するために蝶々さんがキリスト教に改宗までした事を責め、親戚を連れ去ってしまう。

 

 満天の星が見守る中、天涯孤独の身の上となった蝶々さんと共に暮らし始めるピンカートンだが、やがて日本での任務も終わり、「コマドリが巣を作る頃に帰ってくる」と言い残し長崎を去る。

 

 

 

――第二幕――

 

 別れの日から3年がたってもピンカートンは戻ってこない。スズキは彼の不実に気づき蝶々さんを諭すが、反対に、蝶々さんから今度港に船が入港したらピンカートンが帰ってくるのだと説き伏せられる。

 

 「アメリカで妻を持ったから自分の事は忘れてほしい」というピンカートンからの手紙を届けに来たシャープレスも、蝶々さんがかわいそうで本当の事が言い出せない。ゴローが再婚相手に裕福なヤマドリ公を紹介するも無駄に終わる。「もし彼が戻らなかったらどうしますか?」とのシャープレスの問いに蝶々さんはピンカートンの帰国後すぐに生まれた子どもを抱きしめるのだった。 

 

 そんなある日、軍艦リンカーン号が入港する。蝶々さんは自分の心が通じたのだと喜び、部屋を花で一杯にして飾り、晴れ着に着替え、化粧をして星明りの中一晩中彼の帰りを待っていた。

 

 夜が明けて、一睡もしなかった蝶々さんをいたわるスズキに少し休むように言われ、奥に蝶々さんが入った後、シャープレスがピンカートンと妻のケイトを連れて家に来る。ピンカートンは花で飾られた部屋を見て自責の念に駆られ、その場からいたたまれず逃げ出す。

 蝶々さんは父の形見の短刀を自身に向け、スズキを介しケイトに子どもを託す。罪悪感にさいなまれたピンカートンが蝶々さんを呼ぶ声が響く中、蝶々さんは息絶える。

 <主な配役>

 

蝶々夫人・・・・・・・染原  令奈    ピンカートン・・・・マリアン・クハール

シャープレス・・・・・ミハイル・レネル  ゴロー・・・・・・・・茂木 恵一郎

スズキ・・・・・・・・・・荒木 かんな   ケイト・・・・・・・・・ヴァレリア・シュタスコーヴァ

朝霧・・・・・・・・・・・・中江 あずさ   ボウズ・・・・・・・・高橋  克昌

ヤマドリ公・・・・レオナルド・シメク    ドローレ(蝶々夫人の息子)・・・中島 愛梨

第21回ふくおか県民文化祭2013 第5回バレエフェスティバル

第5回を迎えバレエフェスティバルは青少年舞踊芸術家育成プロジェクトとして

少人数で舞台を踏む機会を作りました!

遠方よりご参加いただきまして、ありがとうございました。

観客の方からは舞台と客席が近く臨場感あふれる迫力のステージに、お褒めの言葉を

いただきました。

 

平成24年度の公演&主な活動

第20回ふくおか県民文化祭2012

第4回バレエフェスティバル

 

個性あふれるバレエが多彩に集まるバレエコレクションズ 

地元福岡等で活躍する舞踊家、クロアチア、スロバキア等海外からの舞踊手、

県下のバレエを愛好する子どもから大人までが一同に集い、

隣国韓国からはバレエを学ぶ学生たちが参加し、夢のあるステージ。 
クラシックバレエからコンテンポラリーダンスまで、

多様な参加団体それぞれの個性を十二分に発揮した演目をお楽しみいただけました。

 

 

 

 

 

公演日時 平成24年12月27日(木)

       開場15:00 開演15:30

 

会場    福岡市民会館(大ホール)

 

全席自由 前売\2500 当日\3000

 

 

芸術監督      二宮 昌

構成・演出・振付  二宮 留美

 

 

【バレエコレクションズ】

パキータグランパクラシック

カルミナブラーナ 他

地元の子どもたちの作品

 

海外より

クロアチア国立バレエザグレブ プリンシパル アンドレイ イズメスチフ氏

アルテム・ズソフ

スロバキアコンセルバトワール

プサンシムヒュンスクバレエアカデミー

 

「コッペリア」全幕

 

 

ヨーロッパと日本、韓国とのコラボレーションによるコッペリア全幕。 
クロアチアからはプリンシパル(主席舞踊手)2名、

スロバキアからは国立音楽院(コンセルバトワール)よりホープ2名と自ら現役で踊る教師、

韓国からは学校バレエ科で学ぶ大学、高校生と中学生が来福! 
そして各国とのプリンシパルとの共演も多い福岡国際バレエ団プリンシパル、

地元福岡で活躍するオーディションによって選抜された精鋭舞踊家達、

福岡で育つ若い芽らとの共演による舞台は

バレエ愛好家のみならず初めてバレエをご覧になる方までお楽しみいただける舞台と

なりました。

 

 

公演日時  平成24年12月27日(木)

        開場18:00 開演18:30

 

会 場        福岡市民会館(大ホール)

 

指定席   前売\4500 当日\5000

自由席   前売\3000 当日\3500

 

コッペリウス役 クロアチア国立バレエザグレブ プリンシパル アンドレイ イズメスチフ氏

フランツ役 クロアチア国立バレエスプリット プリンシパル Artem Zhusov氏

 

福岡国際バレエ劇場バレエ団団員、福岡国際児童バレエ団団員、

福岡国際バレエ劇場会員出演

 

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